ehon-labo’s blog  本の小部屋にようこそ libro favorito

絵本の持つ言葉の力、絵の力は、 深く、広く、温かく、優しく、楽しく未来への希望へとつなげる 言葉の世界.。絵本は、広い未知なる宇宙です。

たろうのおでかけ

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村山 桂子   (著)
堀内 誠一 (イラスト)
福音館書店

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おでかけは、いつも楽しみです。

どんなことがまっているか、

楽しさで、ココロがウキウキ、わくわくです。

仲良しのお友達の誕生日を、お祝いに

プレゼントを持って出かける時、

もう、それだけで、ルンルンしてきますね。

あまりの嬉しさに、届けたい、早く会いたい、早く、早く、早く・・・。

気持ちが急いで駆け出してしまいそう。

そんな時は、大事なことをわすれないで・・・・・。

急がば回れ

せっかくの楽しいことが、台無しにならないように。

たろうくんのおでかけ、さあ気をつけて行ってきてね。

 

 

おやすみなさいフランシス

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ラッセル・ホーバン (著)
ガース・ウイリアムズ (イラスト)
まつおか きょうこ (翻訳) 

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夜、なかなか眠りにつけません。

一人で眠るとき、ちょっぴり寂しく、心細いとき、

ありますか? いえ、ありましたか?

こどものときのこどものきもち

こどものときの大人の気持ち

おとなになってからの、こどものきもち

おとなになってからの大人の気持ち

あらら、こんがらかってきました。

目の覚めているときと、眠っているとき

見える世界と、見えない世界

その境界線が、夜のベットに入るとき。

「おやすみなさい」は

いろいろ考えることが生まれる入り口のキーワード。

ちょっと話がそれたかしら?

ガース・ウイリアムズのやわらなか優しい色合いの絵本を枕元にどうぞ。

三びきのやぎのがらがらどん

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マーシャ・ブラウン (イラスト)

せた ていじ (訳)
福音館書店

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アスビョルンセンとモーの北欧民話

 

北欧の民話には、いろいろな妖精が登場します。

このお話の怖そうなトロルに

やぎさんが、知恵や勇気で乗り切るお話は

こども達には痛快です。

昔話の魔力でしょうか、怖いけれどだいすきです。

怖い怖いと言いながら、大人にしがみつきながら聴き入ります。

だいすきな大人の膝に抱かれて、安心して聴き入ることで

ハラハラな冒険や未知の世界の旅ができるのです。

はなの すきな うし

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マンロー・リーフ (著),
ロバート・ローソン (イラスト)
光吉 夏弥 (訳)
岩波子供の本

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すきなことを

いつも、していれたら

すきなことで

いつも、過ごせたら、

しあわせですね、きっと。

心が、平安で満たされていることでしょう。

 

でも、ときどき

意にそぐわないことを強いられたり

障害や困難がのしかかることもあります。

でも、雲が晴れたように、おもわぬ解決も

きっとあるんだと、平安が心に戻るお話です。

ちいさいおうち

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 ばーじにあ・りー・ばーとん (著, イラスト), 

いしい ももこ (訳)
岩波書店

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佇んでいるものに宿る愛おしさは、

心のふるさにつながります。

 

自然の情景のなかに、

美しく溶け込み佇むものは、なおさらです。

 

でも、いつのまにか

人間が、その秩序を壊していくことがあります。

 

豊かな人間性は、豊かな自然の恩恵のなかで育まれるのに。

残念なことです。

 

いつか再生のときを迎えることが奇跡的にあるとすれば、

自然によって、新しく蘇る予感に安堵します。

 

ちいさなおうちが、見せてくれる変遷の歴史は、

内包した大きく大切なものを伝えてくれました。

 

バージニアリー・バートンは、

詩的な言葉と絵の圧倒的な力で、

時代を超えて、

その大きな大切なものを伝える芸術家だと

作品をみるたびに深い感動を覚えます。

 

 

 

ファージョンの挿絵から想う

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おばあさんになったら、
こんなふうに・・・・といつも思っていました

 

これからどうなっていくのか・・

希望と危惧が混在していますが、


かつて子どもだった大人の祈りが、

きっと未来を創る子どもたちに届き、


はちきれるエネルギーを持つ
子どもたちの力は

新しいこれからにつなげていける
想像力と創造力を盾に、

人間のゆくべき
良き方向未来の創設に関わり、


そのバトンはタッチされながら、

子ども文学のしっかりとした道は

こどもからおとなに。


かつて
こどもだったおとなから
こどもにへと・・・。


言い換えれば、
子どもから子どもへと
繋がると信じています。

伝えたいことがある限り、
伝達されていくことでしょう。


人から人への愛のつながりが
なくならない限り。

絵本の好きな私も、
本に込められた生きる知恵を、伝える人になることは

長い間楽しんできたこと
楽しませてもらったこと

その恩恵に
感謝と、いくばくかの責任を持って
絵本の素晴らしさを、語っていきたいと思うのです。

この素晴らしい世界を!


 

絵本の森

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本の森

絵の力は、
想像の世界のガイドブックのような時があります。

ヒントと考える糸口を用意してくれます。

ページをめくる時は
新しい世界の扉を開ける時。

どんなお話が待っているのか
実に楽しい瞬間です。


子どもにとって絵本とは何か

 
 

いたずらは楽しい

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いたずらは楽しい


こどもは、いたずらが大好き。

いたずらを繰り返しながら、

世の中の痛みやおもいやりを会得していくとおもいます。

いたずらを見守る大人の我慢も大切です。

いたずらは、機知に富んだユーモアの初穂。

いたずらこころのある大人に育ってほしいと、

じつは密かに願っています。

はじめてということ

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はじめてということ


はじめて目にしたこと、
耳にしたこと、
口にしたもの、
かおり、
触れたもの、
感じたことは、なんですか?

原点にもどってまたはじめよう、

と仕切りなおしをすることがあります。

こどもたちは、
何もかにもはじめてだらけの世界にいます。

あかちゃんは、
もっとはじめてのことだらけ。

原点の極みに存在しています。
初めをしっかり見つめるって、
新鮮です

言葉の魅力   (言葉のシャワー)

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言葉の魅力  (言葉のシャワー)  


言葉の力には、
想像力や感受性をさらに豊かにする魔法の鍵があります。


言葉のシャワーをたっぷりと注いであげてください。

少し難しくても大丈夫。

命が吹き込まれている生きた美しい言葉なら。

こどもは、
乗り越えるにちょっぴり難しい塀や川原で、
嬉々として遊ぶ名人です。

 

こどもたちのこころに蒔かれた言葉の種が、
どんな芽を出すかゆっくり待つのは
楽しいです。