ehon-labo’s blog  本の小部屋にようこそ libro favorito

絵本の持つ言葉の力、絵の力は、 深く、広く、温かく、優しく、楽しく未来への希望へとつなげる 言葉の世界.。絵本は、広い未知なる宇宙です。

優しさ

エルマー少年とりゅうのお話

エルマーとりゅうの冒険という本を楽しんだ子どもたちは、自分の旅たちに時に思うことはなんだろう。ふと考える時がある。 冒険に出かける時のリュックにに入れる持ち物は、なぜか、大人になっても気になる必須アイテムとして,深層に残る小物になると思う。…

あいうえおのき

文字が言葉に。言葉は文に。文が人に意味や考え方や想いを伝える。 レオ・レオニは、世の中の仕組みを、とてもシンプルに語ります。 子どもたちにわかりやすく, わかったつもりでいる大人にも。 しっかりと、自然の営みの中で, 自然の小さな生きものたちを仲…

はたらきもの の じょせつしゃ けいてぃー

『はたらきもののじょせつしゃ けいてぃー』 バージニア・リー・バートン(Virginia Lee Burton):文と絵 石井桃子:訳 福音館書店 除雪車 けいてぃーの働きは圧巻です。 子どもたちが息を飲んで聞き入る一冊でした。雪国に住んでいたので、 町中が雪ですっ…

世界がもし人の村だったら

環境科学者・ドネラ・メドウス教授(Donella Meadows)(アメリカ・イリノイ州出身)が、1990年に「村の現状報告」(State of the Village Report)[1]と題して、世界を一つの村に喩えで、わかりやすいようにその時の現状を紹介した。小文を著した。村にたとえ…

よあけ

夜明け。それは、ゆっくりと夜の暗闇から 朝に変わっていく時の流れ。 少しづつ何かが動き始めます。 鳥が・・ カエルが・・・ 樹々のそよぎが・・・ 次第に光がさして夜が明けて朝が来る ものみな起き出す、朝。その静けさ包まれた森の一夜を, この絵本は丁…

おそとがきえた

光の届かない中にいると,心の中も沈んで、 灰色になってしまいそうですね。 おばあさんと猫ちゃんは、素敵なお外があったらいいのにと支え合いながら、温かなスープで、心の暗さを取り除いています。 冬の夜は、湿気で濡れた窓ガラスに,お花をいっぱい描きな…

自分軸を生きる!象のぐるんぱ

自分軸を生きる!象のぐるんぱ! 寂しく、一人ぼっちだったぞうのぐるんぱ。いつも精一杯頑張っていました。 自分を生きる!自分軸という生き方! コロナ君との共存をしていく時代。思いっきり、自分を大切に生きてください。子どもと子どもの本の世界を大切…

ちいさなおうち

https://amzn.to/3eW8dB1 バージニア・リー・バートン 文と絵 いしいももこ 訳 佇んでいるものに宿る愛おしさは、心のふるさにつながります。 自然の情景のなかに、美しく溶け込み佇むものは、なおさらです。 でも、いつのまにか 人間が、その秩序を壊してい…

そらいろのたね

作 中川李枝子 絵 大村百合子 そらいろの種は、どんな花を咲かせるでしょう。 空色という響きだけで、わくわくです。だれも空色の種なんて知りません。想像するという「遊び」は、創造する「楽しさ」に結びます。ゆたかな発想から生まれた種は、どんな「初穂」…

たいせつなこと

マーガレット・ワイズ・ブラウン作 レナード・ワイスガード絵 うちだややこ 訳 大切なことってなんでしょう。 それは案外あたりまえのことなのかもしれません。 あたりまえすぎて、忘れてしまっているのでしょう。 『なんだろう?』と、哲学の世界に踏み込ん…

きこえる?

https://amzn.to/2zmPnTp 『きこえる?』 はいじまのぶひこ:文&絵 福音館書店 サイモンとガーファンクルの 「The Sound of Silence 」by Simon & Garfunkel この歌につけられた言葉を連想します。 きこえる? 絵本を開くと、 音が聴こえてきます いつも同…

かもさんおとおり

https://amzn.to/3arML3r ロバート・マックロスキー:文&絵 渡辺茂男:訳 福音館書店 おまわりさんが素敵!! こんな親切な温かな心のおまわりさんがいる! ボストンという街、アメリカという国 いいなあと、 真っ先に思った絵本でした。この絵本を最初に手…