ehon-labo’s blog  本の小部屋にようこそ libro favorito

絵本の持つ言葉の力、絵の力は、 深く、広く、温かく、優しく、楽しく未来への希望へとつなげる 言葉の世界.。絵本は、広い未知なる宇宙です。

絵本

エルマー少年とりゅうのお話

エルマーとりゅうの冒険という本を楽しんだ子どもたちは、自分の旅たちに時に思うことはなんだろう。ふと考える時がある。 冒険に出かける時のリュックにに入れる持ち物は、なぜか、大人になっても気になる必須アイテムとして,深層に残る小物になると思う。…

あいうえおのき

文字が言葉に。言葉は文に。文が人に意味や考え方や想いを伝える。 レオ・レオニは、世の中の仕組みを、とてもシンプルに語ります。 子どもたちにわかりやすく, わかったつもりでいる大人にも。 しっかりと、自然の営みの中で, 自然の小さな生きものたちを仲…

はたらきもの の じょせつしゃ けいてぃー

『はたらきもののじょせつしゃ けいてぃー』 バージニア・リー・バートン(Virginia Lee Burton):文と絵 石井桃子:訳 福音館書店 除雪車 けいてぃーの働きは圧巻です。 子どもたちが息を飲んで聞き入る一冊でした。雪国に住んでいたので、 町中が雪ですっ…

自分軸を生きる!象のぐるんぱ

自分軸を生きる!象のぐるんぱ! 寂しく、一人ぼっちだったぞうのぐるんぱ。いつも精一杯頑張っていました。 自分を生きる!自分軸という生き方! コロナ君との共存をしていく時代。思いっきり、自分を大切に生きてください。子どもと子どもの本の世界を大切…

ちいさなおうち

https://amzn.to/3eW8dB1 バージニア・リー・バートン 文と絵 いしいももこ 訳 佇んでいるものに宿る愛おしさは、心のふるさにつながります。 自然の情景のなかに、美しく溶け込み佇むものは、なおさらです。 でも、いつのまにか 人間が、その秩序を壊してい…

そらいろのたね

作 中川李枝子 絵 大村百合子 そらいろの種は、どんな花を咲かせるでしょう。 空色という響きだけで、わくわくです。だれも空色の種なんて知りません。想像するという「遊び」は、創造する「楽しさ」に結びます。ゆたかな発想から生まれた種は、どんな「初穂」…

たいせつなこと

マーガレット・ワイズ・ブラウン作 レナード・ワイスガード絵 うちだややこ 訳 大切なことってなんでしょう。 それは案外あたりまえのことなのかもしれません。 あたりまえすぎて、忘れてしまっているのでしょう。 『なんだろう?』と、哲学の世界に踏み込ん…

バスラの図書館員

https://amzn.to/3cN5lEv 『バスラの図書館員〜イラクで本当にあった話』 ジャネット・ウインター:文&絵 長田弘:訳 この絵本は、実話から生まれました。 2003年春、中東の危機が報じられ イラクへの侵攻が始まり バスラの町まで及びました。 文化都市バス…

かもさんおとおり

https://amzn.to/3arML3r ロバート・マックロスキー:文&絵 渡辺茂男:訳 福音館書店 おまわりさんが素敵!! こんな親切な温かな心のおまわりさんがいる! ボストンという街、アメリカという国 いいなあと、 真っ先に思った絵本でした。この絵本を最初に手…

いたずらきかんしゃちゅうちゅう

https://amzn.to/3bwcvgu バージニア・リー・バートン:文&絵 村岡花子:訳 福音館書店 息子たちの大好きな一冊。 図書館に集まる絵本好きな子どもたちも 膝を乗り出して聞き入る絵本です。 機関車ちゅうちゅうの、 自由に好きなことへの気持ちが 共感する…

おちゃのじかんにきたとら

『おちゃのじかんにきたとら』 ジュディス・カー:文 晴海耕平:訳 童話館出版 「いったい だれかしら ぎゅうにゅうやさん ではないはずよ」 この言葉が、こどもたちにはお気に入りなのでしょうか? お茶にしようとした時に 玄関のベルがなって、 大きなとら…

ずーっとずっとだいすきだよ

https://amzn.to/2V4HglB 『ずーっとずっとだいすきだよ』にしまきかやこ:絵と文 こぐま社 いつも一緒 いつもだいーすきな ワンちゃんが、亡くなりました。 ペットロスを経験した方は その気持ちが、痛いほどわかるかと思います。 楽しかった日々。 一緒に…

ふたりはいつも

https://amzn.to/39JZspK 『ふたりはいつも』アーノルド・ロベール:作 三木卓:訳 文化出版局(ミセスこどもの本) アーノルド・ローベルの がまくんとかえるくんシリーズ。仲良しの二人の日常です。春、夏、秋、冬の季節の一コマが 描かれています。 がま…

だいじなとどけもの

https://amzn.to/34tYcWT 『だいじなとどけもの』 E・H・ミナリック:文 モーリス・センダック:絵 松岡亨子:訳 福音館書店 『だいじなとどけもの』は 『はじめてよむどうわ』におさめられている四話の中の一つです。 E・ H・ミナリックの文と モーリス・セ…

かえってきたおとうさん

https://amzn.to/2V2sUlG 『かえってきたおとうさん』 モーリス・センダック:文と絵 松岡亨子:訳 福音館書店 『かえってきたおとうさん』は、 『はじめてよむどうわ』におさめられている四話の中の第二話です。 E・ H・ミナリックの文と モーリス・センダ…

こぐまのくまくん

https://amzn.to/2wiSGtu 『こぐまのくまくん』 E・H・ミナリック:文 モーリス・センダック:絵 松岡亨子:訳 福音館書店 「こぐまのくまくん 」は 『はじめてよむどうわ』におさめられている四話の中の一つです。 E・ H・ミナリックの文と モーリス・セン…

わたしのワンピース

https://amzn.to/2xNVH5s 『わたしのワンピース』にしまきかやこ:絵と文 こぐま社 今、アート的な発想でワンピースやスカートを デザインし、ミシンをかけて発表している友人がいます。 わたしのワンピースの絵本が大好きだったと 話してくれました。 もの…

だってだってのおばあちゃん

https://amzn.to/3dw0QPY 『だってだってのおばあちゃん』佐野洋子:文・絵フレーベル館 つい、口から出る時がありますね 「だって」 「だって、だって」 「だって、だって、だって・・・」98歳で、99歳のお誕生日を迎えるおばあさん もう、98歳だから…

ひとりぼっち

https://amzn.to/3ds7O8N 『ひとりぼっち』 レイフ・クリスチャンソン:文 たもんじまさあき:訳 ほりかわりまこ:絵 岩崎書店 スウェーデンで生まれた本です。 ひとりぼっち この感情は、誰でも心に生まれる感情です。 小さな子どもから、歳を取った人まで…

森の絵本

https://amzn.to/2WJ2FmF 『森の絵本』 長田弘:文 荒井良二:絵 講談社 森は、深い思索の場 詩人や文学者が、散歩する姿が浮かぶ。 深い森に入り込むと、迷う時がある。 木が一つ。 木が二つで、林。 木が三つで、森。 木が増えるたびに 知恵や、詩の言葉や…

しろいうさぎとくろいうさぎ

https://amzn.to/2xrcZFy 『しろいうさぎとくろいうさぎ』 ガース・ウイリアムズ:文と絵 松岡亨子:訳 絵の優しさとお話の内容から 結婚のお祝いによく選んだ一冊です。 ガース・ウイリアムズの絵は ウサギの表情から、周りの背景の構成から 優しい眼差しで…

すばらしい季節

https://amzn.to/3b5JHuo ターシャ〜・チューダー:作(文と絵) 末盛千枝子:訳 すえもりブックス 関連している絵本。こちらもおすすめです。 輝きの季節ターシャ・テューダーと子どもたちの一年 発売日: 1999/11/02 メディア: 単行本 ターシャ〜・チューダ…

ふたりはともだち

https://amzn.to/33sRJuT アーノルド・ローベル:作 三木卓:訳 文化出版局ミセスこどもの本 仲のいいがまくんとかえるくんの 暮らしを見ていると 仲がいいということが 楽しく素敵で大切なことだと ほんわりしみじみ伝わってきます。 絵と色彩もその効果が…

おにたのぼうし

https://amzn.to/3cDOViy あまんきみこ:文 いわさきちひろ:絵 ポプラ社 鬼は、邪悪なものとして語られてきました。昔話でも、鬼退治。 対峙する対象としての存在です。 「泣いた赤鬼」という物語があります。 人間とお友達になりたい友人のために、 自分が…

時空を超えて、本は宇宙

ファージョン作品集:エドワード・アーディゾーニ挿絵 時空を超えて 本は、宇宙、 限りなく未知の世界がそこに存在している。 計り知れない、未曾有の世界があり 現存する本は、 その深遠なる世界のほんの一部しかまだ表していないのかもしれない。 が、私に…

https://amzn.to/2PuRCt7 ルース・クラウス :文 マーク・サイモンと:作 きじま はじめ:訳 福音館書店 雪降る寒い冬も 節分を終え、立春を迎えると 春の兆しを垣間見始めます。 雪の森で冬眠をしていた動物たちも 目覚め始める時。 自然界の営みのダイナミ…

光る砂漠

https://amzn.to/2T5KJ3i 『光る砂漠』矢沢宰:文 童心社 21歳で夭折した生命の詩人・矢沢宰(やざわおさむ)の詩集。 短い言葉に宿る言霊は、透明で柔らかな心を映し出している。 生命。 生と死の狭間で生きる若き人に映る日常の断片は 限りなくそれゆえ…

たべる たべる たべること

https://amzn.to/2uTJmvl くすのきしげのり:作 小渕もも:絵 おむすび舎 たべることが、 いろいろなことにつながっていることに気づきます。 作者・くすのきしげのりさんは あとがきに、下記のように記しています。 ******** いのちを育む、祝う、…

きみが、そうしてくれることを、宇宙がねがっている

https://amzn.to/2uLdatY まど・みちお 文 ささめやゆき 絵 講談社 本を開くと、巻頭に次のようなお知らせ文が書かれています * これは、童謡「ぞうさん」で 知られる詩人まど・みちおさんから、 ふるさとの小学校のこどもたちに 送られて手紙です。 1994年…

常識と非常識

常識と言う言葉に縛られている「時」、「こと」を感じることがあります。 社会の中で、つつがなく暮らす時に 常識は、必要なこと。 でも、時々 窮屈に感じたり 反発してみたくなったり 我慢してみたり そんな気持ちも生まれる時が、あります。 非常識は、 い…