ehon-labo’s blog  本の小部屋にようこそ libro favorito

絵本の持つ言葉の力、絵の力は、 深く、広く、温かく、優しく、楽しく未来への希望へとつなげる 言葉の世界.。絵本は、広い未知なる宇宙です。

『エルマーのぼうけん』について、その2

 

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『エルマーのぼうけん』シリーズは、

息子たちのお気に入りでした。

遠足の前の日、

エルマーのように、すっかりエルマー。

リュックに入れる持ち物は、

エルマーとそっくりに準備です。

あらら・・・。

 

こどもたちがいたから、

一緒に楽しめた本は数え切れません。

すっかり大人になった息子たちは、

夢中になって毎日読んでいたことなど、

忘れてしまったかのように、

ただ「おもしろかったね」と。

 

でもきっと

深層に沈んだとてもとても楽しかった記憶は、

楽しい種となって育っていることと信じています。

何よりも、

子供達のキャッキャッと笑い転げたり、

エルマーのぼうけんをドキンドキンとしている姿を、

そばで見ていることは、

とっても大きな楽しいことでした。

何倍にもなって、子供達の歓声に包まれ

こどもにかえるときでした。

 

なつかしい!!

あられやみぞれが降り始め、

冬を迎える少し寂しい時期に、

こどもたちの笑い転げた日々を思い出しています。

 

 

 

どうぶつ島に捕えられているりゅうの子を助けに行く

冒険物語『エルマーのぼうけん』。

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このお話を楽しむ子どもたちと
かつて子どもだった頃に
このお話を楽しんだ大人の方は多いことでしょう。

 

 
 

絵本を読むとき 子どもと一緒に読むとき 一人で読むとき 愛しい人に読むとき それは、 いつも幸せなとき。 そこには 温かな愛の空気感が漂っています。 絵本を読む。 誰かに、 誰かと一緒に、 絵本を読む。 それ… https://t.co/tsNniBiubg

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「働く女性」が珍しい時代に、
雑誌記者として働いていたお母さんと、
子どもの本の書評を書いているお父さんの間に、
ガネットさんは生まれました。

 

さいころのガネットさんはお話しが大好きで、
自立心の旺盛な子どもでした。
エルマーのお話が生まれたのもわかるような気がします。

 

ガネットさんが5歳のころ、両親が離婚し、
その後、お父さんは画家の女性と再婚。
このあたらしいお母さんが、
『エルマーのぼうけん』の挿絵をつけることになります。

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絵本は、
作者のことや時代背景をを知ることも
楽しいですね。

『 エルマーとりゅう』
ルース・スタイルス・ガネット: 作
ルース・クリスマン・ガネット: 絵
渡辺茂男:訳
子どもの本研究会:編集
福音館書店

*エルマーのお話は、下記3冊がシリーズとして出版。
1. エルマーのぼうけん    
    https://youtu.be/oHvvqtV4V5I
2. エルマーとりゅう   
   https://youtu.be/X9Hv4vTOiVE
3. エルマーと16ぴきのりゅう   
    https://youtu.be/UamDOP6ZhLQ