ナマケモノのいる森で dans La fore’t du paresseux
「ナマケモノのいる森で 」 アノニマ・スタジオ
dans La fore’t du paresseu
しかけ: アヌック・ボワロベールとルイ・リゴー
文 : ソフィー・ストラディ
訳 : 松田素子
のんびり、ゆっくり
とても忙しく目の回るような「今」という時代
ナマケモノは、親密感を持つ響きです。
内なる心に宿るのんびり、ゆっくりは、
外界の大きな環境に守られていることが多いです。
たくさんの動植物が住む豊かな大きな森に異変が起き、
おしなべてみんな逃げ出しました。
豊かな森が丸坊主になったとき
ひとりのヒトがやってきて、
森に命の種を蒔いていきました。
のんびり、ゆっくり
それはていねいな慈しみのある優しい歩み。
長い年月をかけて育つ森は、
多くの大切な考える種を宿しています。