ふたりはいつも
『ふたりはいつも』
アーノルド・ロベール:作
三木卓:訳
文化出版局(ミセスこどもの本)
がまくんとかえるくんシリーズ。
仲良しの二人の日常です。
春、夏、秋、冬の季節の一コマが
描かれています。
がまくんとかえるくんの友情は
とにかくほのぼの、です。
全てを受け入れている友達同士の会話が
微笑ましいです。
欠点も長所も丸ごと受け止めている
がまくんとかえるくん。
寂しさも、悔しさも、喜びも、
試みることも、違いも、
好みも、
推し量る心の優しさが、滲み出ています。
ちょっとおかしく
ちょっとわがままで
ちょっとチグハグで
ちょっと、ちょっとがありますが
それを越える心のハグが
なんとも言えず、優しい気持ちを
蘇らせてくれます。
友情はこうでありたい!なあと思う
絵本の二人です。