音
楽家・
坂本龍一氏と人類学者・
中沢新一氏のお二人が
縄文というキーワードを軸に三内丸山史跡から始った二人旅の記録です。
今私たちが閉じ込められている世界、
危機に瀕している世界の先に出て行くための、未来への旅。
日本人とは何か?
この列島にすんでいた先人たちのこと、
当時の自然環境、彼らの暮らしのことをしりたい。
それを知らないと、いまの自分が見えてこない気がすると、
坂本龍一氏は
9・11の後、親しい友人たちにメールを送ったといいます。
“人間のスタート地点に立って考える“という両氏。
そのお二人の“縄文=未来へ”という旅に同行している気分です。