「こどもたち こどもたち」 近代出版
絵日記 もりよしこ
もりひでぶみ
文 鶴見俊輔
詩 谷川俊太郎
1948年・1954年の姉弟の絵日記です。
小学生だった時の絵日記は、
姉弟が還暦を迎えた時、
二人を育てた90歳の母親からのプレゼント。
その当時のままの絵日記に
鶴見俊輔氏と谷川俊太郎氏が
文と詩を寄せています。
「この時代の子どもの絵日記には、
あとの時代にない、
人間の暮らしの形が見えている」(本文より)
今、
日本が
どこかに忘れ、置き去りにし、捨ててきた大切なものが
思い出されます。