2019-07-20 さよなら ペンギン 絵本 「さよなら ペンギン」」 東京糸井重里事務所 え:湯村輝彦文:糸井重里 大人になっていくとそんなことは、ありえない!ということから、抜けられないことがありますこどものときは、どんどん空想のお話しが、自然にどんどん膨らんでいきました。膨らんで膨らんで、しまいには、ぱあ〜んとはじけてもまた、どんどん、なんのその。そのひろがりに遊ぶ名人。デタラメが、とびきり面白くてあははと笑いながら、大きくなっていきました。でも、いつかやはり大人になっていくとその大きくなっていった想像の風船がぱあ〜んとしぼんで小さくなってしまいます。屋台で風船売りが懐かしいのは失なってしまった子どものころにもどりたいなあとおもうのかもしれません。ナンセンスがおなかをよじって笑えなくなったら少し、深呼吸をすることにしています。海水パンツをはいたペンギンと一緒に遊べなくなったら野原を思いっきり走ってみようかしら。