ehon-labo’s blog  本の小部屋にようこそ libro favorito

絵本の持つ言葉の力、絵の力は、 深く、広く、温かく、優しく、楽しく未来への希望へとつなげる 言葉の世界.。絵本は、広い未知なる宇宙です。

常識と非常識

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常識と言う言葉に縛られている「時」、「こと」を感じることがあります。

社会の中で、つつがなく暮らす時に

常識は、必要なこと。

でも、時々

窮屈に感じたり

反発してみたくなったり

我慢してみたり

そんな気持ちも生まれる時が、あります。

 

非常識は、

いけないこと、と思っています。

特に他人がする非常識には

困ったこと、嫌だなと思うことが多いです。

自分が、非常識であることには

あまり気がつかないで

非常識なことに関しては

他人を責めたりしがちです。

 

でも常識って、どれが常識?

非常識って、どれが非常識?

そう考えると、どっちがどっち

何が良くて、何が違うのかと

こんがらかって、迷走することも多々あります。

それだから、人生は面白いと肯定的に思うことは

なんだかちょっといい選択のようにおもいます。

答えは初めっからわからないんだから。

そんな曖昧な返答が、結構好き。

自分を縛らず、解き放つ。

この感覚、好きです。

 

“2GOOD BYE ” PENGUIN!!

『さよならぺんぎん』という絵本、知っていますか?

湯村輝彦さんの絵、糸井重里さんの文。

長らく絶版だった、幻の絵本が、

東京糸井重里事務所から完全復刻です。

 

私の好きな絵本作家の荒井良二さんが

「この絵本に出会っていなかったら、絵本を書くことなんてなかったと思う」と

本の帯にコメントをのせています。

 

ダウンロード

 

 

 

 

ナンセンスな世界は、実に魅力的。

子供達は、ナンセンスの世界を遊ぶ名人です。

 

大人になるに連れて、真面目になっていく。

真面目になるのがいけないのではなくて

ナンセンスの世界を広く泳げる人が

ホンモノの真面目に気がついていくのだろうなあ。

 

宇宙のようなおおらかさから、

ドオザカルような真面目には、なりたくないとおもうんだけど。

 

たまには、そのフィールドで思いっきり遊ぶって

硬くなった頭と心に必要かも、とおもう。

 

これ、常識っていえると、いいな。

 

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