常識と非常識
常識と言う言葉に縛られている「時」、「こと」を感じることがあります。
社会の中で、つつがなく暮らす時に
常識は、必要なこと。
でも、時々
窮屈に感じたり
反発してみたくなったり
我慢してみたり
そんな気持ちも生まれる時が、あります。
非常識は、
いけないこと、と思っています。
特に他人がする非常識には
困ったこと、嫌だなと思うことが多いです。
自分が、非常識であることには
あまり気がつかないで
非常識なことに関しては
他人を責めたりしがちです。
でも常識って、どれが常識?
非常識って、どれが非常識?
そう考えると、どっちがどっちで
何が良くて、何が違うのかと
こんがらかって、迷走することも多々あります。
それだから、人生は面白いと肯定的に思うことは
なんだかちょっといい選択のようにおもいます。
答えは初めっからわからないんだから。
そんな曖昧な返答が、結構好き。
自分を縛らず、解き放つ。
この感覚、好きです。
“2GOOD BYE ” PENGUIN!!
『さよならぺんぎん』という絵本、知っていますか?
長らく絶版だった、幻の絵本が、
東京糸井重里事務所から完全復刻です。
私の好きな絵本作家の荒井良二さんが
「この絵本に出会っていなかったら、絵本を書くことなんてなかったと思う」と
本の帯にコメントをのせています。
ナンセンスな世界は、実に魅力的。
子供達は、ナンセンスの世界を遊ぶ名人です。
大人になるに連れて、真面目になっていく。
真面目になるのがいけないのではなくて
ナンセンスの世界を広く泳げる人が
ホンモノの真面目に気がついていくのだろうなあ。
宇宙のようなおおらかさから、
ドオザカルような真面目には、なりたくないとおもうんだけど。
たまには、そのフィールドで思いっきり遊ぶって
硬くなった頭と心に必要かも、とおもう。
これ、常識っていえると、いいな。