ehon-labo’s blog  本の小部屋にようこそ libro favorito

絵本の持つ言葉の力、絵の力は、 深く、広く、温かく、優しく、楽しく未来への希望へとつなげる 言葉の世界.。絵本は、広い未知なる宇宙です。

徒然に想う

世界がもし人の村だったら

環境科学者・ドネラ・メドウス教授(Donella Meadows)(アメリカ・イリノイ州出身)が、1990年に「村の現状報告」(State of the Village Report)[1]と題して、世界を一つの村に喩えで、わかりやすいようにその時の現状を紹介した。小文を著した。村にたとえ…

おそとがきえた

光の届かない中にいると,心の中も沈んで、 灰色になってしまいそうですね。 おばあさんと猫ちゃんは、素敵なお外があったらいいのにと支え合いながら、温かなスープで、心の暗さを取り除いています。 冬の夜は、湿気で濡れた窓ガラスに,お花をいっぱい描きな…

ひとりぼっち

https://amzn.to/3ds7O8N 『ひとりぼっち』 レイフ・クリスチャンソン:文 たもんじまさあき:訳 ほりかわりまこ:絵 岩崎書店 スウェーデンで生まれた本です。 ひとりぼっち この感情は、誰でも心に生まれる感情です。 小さな子どもから、歳を取った人まで…

時空を超えて、本は宇宙

ファージョン作品集:エドワード・アーディゾーニ挿絵 時空を超えて 本は、宇宙、 限りなく未知の世界がそこに存在している。 計り知れない、未曾有の世界があり 現存する本は、 その深遠なる世界のほんの一部しかまだ表していないのかもしれない。 が、私に…

魂に触れる八木重吉の詩

https://amzn.to/39VEKUv 澤村修治:作 よこてけいこ:絵 理論社 こころが哀しくなったとき、八木重吉の詩を読む。 こころが疲れたとき、八木重吉の詩を読む。 こころが寒くなったとき、八木重吉の詩が読みたくなる。 こころが空っぽになったとき、八木重吉…

詩人・まどみちおの「臨終」が伝える魂の行き先

https://amzn.to/2SOXTlu 『とおいところ』 まどみちお:作&絵 新潮社 詩人・まどみちおの詩に魂の言葉と出会う。 詩は、沈黙の生者と死者の交わりと語り合い。 亡くなった人と話すことができなくなった寂しさと悲しみ。寂寞とした想い。 詩は、その時、死…

遥か遠くを見つめる「旅人」と「詩人」の存在

「旅人と詩人の雑誌」ー八月の水ー BOOKLORE :http://booklorebooks.net/ 八月の水編集室 :http://kayuhiko.exblog.jp/ 大阪の出版社BOOKLORE(ブックロア)から、刊行されています。 創刊号は、2012年8月1日。 編集者の西尾勝彦さんの編集後記に次のよ…

常識と非常識

常識と言う言葉に縛られている「時」、「こと」を感じることがあります。 社会の中で、つつがなく暮らす時に 常識は、必要なこと。 でも、時々 窮屈に感じたり 反発してみたくなったり 我慢してみたり そんな気持ちも生まれる時が、あります。 非常識は、 い…

Love Land

https://amzn.to/2uTK0sC 『LOVE LAND』 作:Mi-Yeonミーヨン PHP研究所 Mi-Yeonミーヨンさんの詩集を読む。 生きるということに、少しつまづいて 何事もなく平凡な日常なのに取り立てて問題がない静かな穏やかな日々なのに 生きるということを考え出すと生…

せんはうたう

ehon-labo.hatenablog.jp https://amzn.to/30AmPiV 望月通陽 絵谷川俊太郎 詩ゆめある舎 一本の線が、分かれ道を作り一本の線が、ふたつを作る。 交わる時は、出会いの時、未来に続く道のよう。 『せんはうたう』と題して、 谷川俊太郎さんの詩が 望月通陽さ…

絵本は手の中の展覧会

谷川俊太郎さんの詩で 『えほんのふるさと』という詩があります。 絵本を総括しているようで大好きな詩。 ************* 『えほんのふるさと』 谷川俊太郎 せんで できてる えほんのみちを よりみちしながら あるいていって いろで できてる ひ…

サンタクロースっているんでしょうか?

訳:中村妙子 絵:東逸子 偕成社 https://amzn.to/37iYTCH クリスマスを迎える12月になるとこの本をいつも手元に。 こどもたちに、そして大人になった人たちにも 「サンタクロースっているんでしょうか?」 と、問いかけ???をします。神秘で夢ある謎を紐…

いちりんの花

https://amzn.to/37nhHRb 文:平山 弥生 絵:平山 美知子 講談社 (追記:英語版 A Little Flower 訳:ピーター・マムミラン) 遥かむかし、むかし広い宇宙に、「地球」という惑星が生まれました。天と地がわかれ、いちりんの花が咲き、大地に広がっていきま…

ファージョンの挿絵から想う

おばあさんになったら、こんなふうに・・・・といつも思っていました これからどうなっていくのか・・ 希望と危惧が混在していますが、 かつて子どもだった大人の祈りが、 きっと未来を創る子どもたちに届き、 はちきれるエネルギーを持つ子どもたちの力は …

絵本の森

絵本の森 絵の力は、想像の世界のガイドブックのような時があります。ヒントと考える糸口を用意してくれます。ページをめくる時は新しい世界の扉を開ける時。どんなお話が待っているのか実に楽しい瞬間です。 子どもにとって絵本とは何か

いたずらは楽しい

いたずらは楽しいこどもは、いたずらが大好き。いたずらを繰り返しながら、世の中の痛みやおもいやりを会得していくとおもいます。いたずらを見守る大人の我慢も大切です。いたずらは、機知に富んだユーモアの初穂。いたずらこころのある大人に育ってほしい…

はじめてということ

はじめてということ はじめて目にしたこと、耳にしたこと、口にしたもの、かおり、触れたもの、感じたことは、なんですか?原点にもどってまたはじめよう、と仕切りなおしをすることがあります。 こどもたちは、何もかにもはじめてだらけの世界にいます。 あ…

言葉の魅力   (言葉のシャワー)

言葉の魅力 (言葉のシャワー) 言葉の力には、想像力や感受性をさらに豊かにする魔法の鍵があります。言葉のシャワーをたっぷりと注いであげてください。少し難しくても大丈夫。命が吹き込まれている生きた美しい言葉なら。こどもは、乗り越えるにちょっぴ…

言葉の魅力 (擬声語や擬態語)

言葉の魅力 (擬声語や擬態語)日本語には、たくさんの擬態語、擬声語があります。 「ぽちゃん」「ガリガリ」「じゃあじゃあ」「ぎらぎら」「つんつん」「しんしん」・・・、あげたら、きりがありません。おまけに言葉が、新たに生み出されてもいます。 言葉…