絵本は手の中の展覧会
谷川俊太郎さんの詩で
『えほんのふるさと』という詩があります。
絵本を総括しているようで
大好きな詩。
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『えほんのふるさと』
せんで できてる えほんのみちを
よりみちしながら あるいていって
いろで できてる ひろばにでたら
はじめての うたが きこえてきたよ
おばあさんが こぐまと おどって
おじいさんが いるかと およいで
ないているこどもが わらいだす
ここでは だれも しなないんだって
あまのがわが せせらぎになって
えほんのもりを ながれている
えほんのみちの じゅうじろに
たっている ことばの みちしるべ
みぎへ いったら ちへいせん
ひだりへ いったら すいへいせん
とちゅうで わざと まいごになれば
ほんとの じぶんに あえるかも
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「絵本は手の中の展覧会」-furusat
ゆっくり見つめて、
しずかに耳をすませて
絵と言葉の宇宙へと
出発してください。
またまた、
絵本を読んでみたくなるのです。
youtubeで読んでみました
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