ehon-labo’s blog  本の小部屋にようこそ libro favorito

絵本の持つ言葉の力、絵の力は、 深く、広く、温かく、優しく、楽しく未来への希望へとつなげる 言葉の世界.。絵本は、広い未知なる宇宙です。

コラム

あいうえおのき

文字が言葉に。言葉は文に。文が人に意味や考え方や想いを伝える。 レオ・レオニは、世の中の仕組みを、とてもシンプルに語ります。 子どもたちにわかりやすく, わかったつもりでいる大人にも。 しっかりと、自然の営みの中で, 自然の小さな生きものたちを仲…

世界がもし人の村だったら

環境科学者・ドネラ・メドウス教授(Donella Meadows)(アメリカ・イリノイ州出身)が、1990年に「村の現状報告」(State of the Village Report)[1]と題して、世界を一つの村に喩えで、わかりやすいようにその時の現状を紹介した。小文を著した。村にたとえ…

バスラの図書館員

https://amzn.to/3cN5lEv 『バスラの図書館員〜イラクで本当にあった話』 ジャネット・ウインター:文&絵 長田弘:訳 この絵本は、実話から生まれました。 2003年春、中東の危機が報じられ イラクへの侵攻が始まり バスラの町まで及びました。 文化都市バス…

時空を超えて、本は宇宙

ファージョン作品集:エドワード・アーディゾーニ挿絵 時空を超えて 本は、宇宙、 限りなく未知の世界がそこに存在している。 計り知れない、未曾有の世界があり 現存する本は、 その深遠なる世界のほんの一部しかまだ表していないのかもしれない。 が、私に…

光る砂漠

https://amzn.to/2T5KJ3i 『光る砂漠』矢沢宰:文 童心社 21歳で夭折した生命の詩人・矢沢宰(やざわおさむ)の詩集。 短い言葉に宿る言霊は、透明で柔らかな心を映し出している。 生命。 生と死の狭間で生きる若き人に映る日常の断片は 限りなくそれゆえ…

きみが、そうしてくれることを、宇宙がねがっている

https://amzn.to/2uLdatY まど・みちお 文 ささめやゆき 絵 講談社 本を開くと、巻頭に次のようなお知らせ文が書かれています * これは、童謡「ぞうさん」で 知られる詩人まど・みちおさんから、 ふるさとの小学校のこどもたちに 送られて手紙です。 1994年…

遥か遠くを見つめる「旅人」と「詩人」の存在

「旅人と詩人の雑誌」ー八月の水ー BOOKLORE :http://booklorebooks.net/ 八月の水編集室 :http://kayuhiko.exblog.jp/ 大阪の出版社BOOKLORE(ブックロア)から、刊行されています。 創刊号は、2012年8月1日。 編集者の西尾勝彦さんの編集後記に次のよ…

常識と非常識

常識と言う言葉に縛られている「時」、「こと」を感じることがあります。 社会の中で、つつがなく暮らす時に 常識は、必要なこと。 でも、時々 窮屈に感じたり 反発してみたくなったり 我慢してみたり そんな気持ちも生まれる時が、あります。 非常識は、 い…