ehon-labo’s blog  本の小部屋にようこそ libro favorito

絵本の持つ言葉の力、絵の力は、 深く、広く、温かく、優しく、楽しく未来への希望へとつなげる 言葉の世界.。絵本は、広い未知なる宇宙です。

2019-01-01から1年間の記事一覧

ココロのヒカリ

https://amzn.to/2SF0sqA 『 ココロのヒカリ 』 文研出版文: 谷川俊太郎絵: 元永定正「もこ もこ もこ」の二人の作家がまた楽しい絵本を生み出してくれました。 絵本の帯に、作者の二人のコメントが載っています。この素敵なコメントに、ただただうなずい…

きこえる?

Amazon CAPTCHA 『 きこえる?』 絵と文: はいじま のぶひこ 福音館書店 音を聴く。耳を澄まして音を聴く。気がつかない、気づかないことや忘れていたこと、知らなかったこと。 オトを捨てて、音を聴く。 心に届く音を聴く。 なにがきこえる?きこえる?

ソナチネの木

https://amzn.to/35bGOVD 『ソナチネの木』 文: 岸田衿子絵: 安野光雅 青土社 ピアノの音が、ぽろん。ぽろん。 旅人ひとり、森の中。 物語のひとこまがこぼれだし 旅人ひとり、手ですくう。 言葉が風にのって流れていく 旅人ひとり、耳をすます。 不思議な…

小さな池

https://amzn.to/2rM6vyw 『 小さな池 』 新宮 晋 作 福音館書店 視点の違いで、見え方が変わります。 違う入り口の扉を開けるとき、見慣れていたものが違った角度でみえることもあります。往路、復路で景色が違います。流れる風や、光の射し方、方向の景色…

ごろごろにゃーん

https://amzn.to/2u6YIfp 『 ごろごろにゃーん 』 (こどものとも傑作集) 長 新太 作 福音館書店 長新太さんの絵本は、こどもたちに絶大な人気があります。絵本「ごろごろにゃーん」は、痛快なストーリーがあるわけでもありません。ヒーローが出てくるわけ…

ナマケモノのいる森で  dans La fore’t du paresseux

https://amzn.to/2MITZHd 「ナマケモノのいる森で 」 アノニマ・スタジオ dans La fore’t du paresseu しかけ: アヌック・ボワロベールとルイ・リゴー文 : ソフィー・ストラディ訳 : 松田素子 のんびり、ゆっくりとても忙しく目の回るような「今」という…

ハグくまさん 

https://amzn.to/35crIiF 『 ハグくまさん 』 作・絵: ニコラス・オールドランド訳: 落合恵子出版社: クレヨンハウス ハグは、大きな優しい挨拶のしるし温かな心が伝わります。 温かな太陽は寒さから身も心を解放してくれます。そんな太陽のような温もり…

あそこへ There

https://amzn.to/2F7ry1t 『あそこへ There 』 作・絵: マリー・ルイーズ・フィッツパトリック訳 : 加島 祥造出版社: フレーベル館 どこへいきたいのか どのようにいきたいのか なにをしたいのか わかりません ときどき、見失ってどうしらいいのかわから…

絵本が目をさますとき

https://amzn.to/2tgrUjL 『絵本が目をさますとき』 長谷川 摂子 作 福音館書店 日々のこどもたちとのかかわりの中、 細やかな視点で、 こどもたちの命の営みを、 あふれる喜びを、 はちきれるエネルギーを 繊細な感性を、 豊かな純粋な芸術性を、 受け止め…

はんなちゃんがめをさましたら 

https://amzn.to/2u0RwRS 『 はんなちゃんがめをさましたら 』 酒井駒子 文・絵 偕成社 みんな眠って静かな夜。 世界中が、静まり返ってねむっています。 夜は物語りがうまれる場所。 魔法も、空想も、夢のつづきもうまれます。 夜の静けさ、暗さは、「ひと…

エマおばあちゃん

https://amzn.to/36frDMk 『エマおばあちゃん』 文:ウェンディ・ケッセルマン絵:バーバラ・クーニー訳:もきかずこ72才になったおばあちゃんが決心したこと。それは,懐かしいふるさとの絵を描くことでした。時々,自分が何をしたいか、探している人にあ…

くまとやまねこ

https://amzn.to/2Qz7CtK 『くまとやまねこ』 株式会社河出書房新社 文: 湯本香樹実 絵: 酒井駒子 悲しみを乗り越えることは、むずかしい・・・深い悲しみの奥底に沈んでしまうと、はいあがれない。 悲しみの涙が止まるのは、いつ・・・? 大切なもの愛す…

真昼の夢

https://amzn.to/2Qwx8Qh 『真昼の夢』 ほるぷ出版 文: セータ・L・トムスン 絵: ロブ・ゴンザルヴェス 訳: 金原瑞人 イメージする、想像することは 不思議な世界、広い宇宙、深い森へと分け入ったり飛び回ったりできるでしょう。 時には・・想像の翼が羽…

せんはうたう

https://amzn.to/2F6t7N1 「せんはうたう」 詩:谷川俊太郎絵:望月通陽ゆめある舎 一本のせんは、不思議です。 こちらとあちらを二つに分けたりこちらとあちらを繋げてみたり 一本のせんは、道のよう。 まっすぐ、どんどんぐるりと回ったりぐにゃぐにゃにな…

さよならペンギン

『さよならペンギン』 え:湯村輝彦文:糸井重里東京糸井重里事務所 大人になっていくとそんなことは、ありえない!ということから、抜けられないことがあります こどものときは、どんどん空想のお話しが、自然にどんどん膨らんでいきました。 膨らんで膨ら…