はんなちゃんとへんちくりん
はんなばあば：絵
はんなぱぱ：文
＊＊＊＊＊＊（以下、引用です）＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
心が揺さぶられる絵本です。
辛くてしんどい出来事も
こどもにきちんと納得してもらうことで
自分のなかの大切な体験となり
次の成長につながります。
（子どもをお医者さんに連れていく時の読み聞かせ絵本）
推薦の言葉と解説
田中恭子：こころの診療部
児童・思春期リエゾン診療科診療部長
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都内に暮らす3歳の女の子の
パパとママの実体験から生まれた本です。
突然の体調の不調から
色々な検査や処置を受けることになった子どもの傍で
どのように説明をしたらいいか
大丈夫、すぐ治るからという言葉だけでは
その痛みからの納得や解放は
3歳の子には無理だと感じてのことです。
パパが思いついたのは
きちんと説明すること！
絵本を手作りして、
我が子・はんなちゃんに読み聞かせること
でした。
はんなぱぱは、すぐ文案を書き、
はんなちゃんのばあばに絵を描いてくれるよう依頼。
画家のはんなばあばは、
すぐに文案にそって絵を描き
出来上がった絵本です。
こどもにまっすぐ正直に
痛みのこと、これからすることを伝えたのです。
不安や恐れは
気持ちから、疾病を助長させます。
今回世界中に感染者を出している
新型コロナウイルスのニュースを見ながら
冷静な対処が、ひとりひとりに求められているとおもいます。
脳免疫学者・故多田富雄先生は、お亡くなりになる前に
弟子たちに残された言葉は
共存
２１世記は、全ての分野において
共存という意識が重要だとメッセージを残されました。
２０世記は戦いの歴史だった。
戦って、相手を倒すのではなく
共に生きる道を、
叡智を結集して模索していく時代だと・・。
医学の世界でも
科学の研究でも
政治の世界でも。
共に生きる！
この思想から
新型コロナウイルスを通して
考える課題が
新しい時代を迎え、始まりましたね。
