ehon-labo’s blog  本の小部屋にようこそ libro favorito

絵本の持つ言葉の力、絵の力は、 深く、広く、温かく、優しく、楽しく未来への希望へとつなげる 言葉の世界.。絵本は、広い未知なる宇宙です。

Love Land

https://amzn.to/2uTK0sC 『LOVE LAND』 作:Mi-Yeonミーヨン PHP研究所 Mi-Yeonミーヨンさんの詩集を読む。 生きるということに、少しつまづいて 何事もなく平凡な日常なのに取り立てて問題がない静かな穏やかな日々なのに 生きるということを考え出すと生…

せんはうたう

ehon-labo.hatenablog.jp https://amzn.to/30AmPiV 望月通陽 絵谷川俊太郎 詩ゆめある舎 一本の線が、分かれ道を作り一本の線が、ふたつを作る。 交わる時は、出会いの時、未来に続く道のよう。 『せんはうたう』と題して、 谷川俊太郎さんの詩が 望月通陽さ…

絵本は手の中の展覧会

谷川俊太郎さんの詩で 『えほんのふるさと』という詩があります。 絵本を総括しているようで大好きな詩。 ************* 『えほんのふるさと』 谷川俊太郎 せんで できてる えほんのみちを よりみちしながら あるいていって いろで できてる ひ…

わすれられないおくりもの

https://amzn.to/35M7PQ2 作:スーザン・バーレイ訳:小川仁央 評論社 大好きな人の死。 その悲しみを乗り越えられるでしょうか? 英国では 馴染みが深く愛されているアナグマが主人公のこのお話は、身近な人を亡くした時、 そっと手渡したい一冊です。 優し…

絵本・イワンのばか

https://amzn.to/36tt75V イワンのばか 作:レフ・ニコラーエヴィッチ・トルストイ 訳:金子幸彦 絵本『イワンのばか』文豪・トルストイの民話小品集の一編『イワンのばか』の子どもたちに向けて絵本が出版されています。欲も得も、持たないイワンの生き方は…

トルストイ民話集 イワンのばか 他8篇

https://amzn.to/36uUAUG 作:レフ・トルストイ 訳:中村白葉 岩波書店 「本当の幸福とは何なのか」 足るを知るという言葉がある。 生きるために、働く。 自分のために。他者のために。生きるために。 欲が無いイワンの生き方は、究極の無私。 その時に必要…

おもいがけない贈り物

https://amzn.to/2MHMzUq 作・絵:立見迪子 新風舎 人生の旅路は、様々のことの連続です。楽しいことも、寂しいことも、悩むことも、悲しいこと。苦しいこと、喜び、驚き・・・ 毎日同じように、朝がきて夜がきてまた朝が来ての繰り返しですが1日として同じ…

サンタクロースっているんでしょうか?

訳:中村妙子 絵:東逸子 偕成社 https://amzn.to/37iYTCH クリスマスを迎える12月になるとこの本をいつも手元に。 こどもたちに、そして大人になった人たちにも 「サンタクロースっているんでしょうか?」 と、問いかけ???をします。神秘で夢ある謎を紐…

ちょっとだけ

https://amzn.to/2SFvMWe 作:瀧村有子 絵:鈴木永子 福音館書店 大人になっても、 「ちょっとだけ」という言葉を使う時があります。 「ちょっとだけ、これ欲しいの」「ちょっとだけ、手伝って」「ちょっとだけ、好きかも」 「ちょっとだけ」は、遠慮がちに…

いちりんの花

https://amzn.to/37nhHRb 文:平山 弥生 絵:平山 美知子 講談社 (追記:英語版 A Little Flower 訳:ピーター・マムミラン) 遥かむかし、むかし広い宇宙に、「地球」という惑星が生まれました。天と地がわかれ、いちりんの花が咲き、大地に広がっていきま…

くものうえのハリー   

https://amzn.to/2rEvLXd 城井 文 (しろい あや) 作・絵 バイ インターナショナル 〜 ぼくと おかあさんの たからもの 〜 ある美しい村に、 羊のお母さんと、子羊ハリーが住んでいました。 が、 子羊のハリーは、突然死んでしまいました。 お母さんは、 悲…

Life ライフ

https://amzn.to/2QvJ58W 作:くすのきしげのり 絵:松本春野 瑞雲舎 Life、人生。 人それぞれの人生がありますね。人それぞれの日々、移り変わり。季節、年月、その時の変化を、温かく見守っているお店のお話です。 町外れの小さなお店「Life」。お店ですが…

詩と死をむすぶもの

詩人と医師の往復書簡 (朝日新書) https://amzn.to/2QvxFSp 谷川 俊太郎 (著)徳永 進 (著) 朝日新聞出版 2年前に伴侶を看取りました。 闘病中、 この往復書簡は どれほど慰められ, 助けられ、 励まされたことでしょう。 医療現場で死と向き合う医師と 心の…

おこだてませんように

Amazon CAPTCHA くすのき しげのり (著)石井 聖岳(イラスト)小学館 願い。 こうなりたいと願うこと、 こうしてほしいと願うこと。 一生懸命願う時、 それは、こころが苦しい時、悲しい時、さみしい時かもしれません。 いっぱいいっぱいで、 どうしたらいいか…

フレデリック―ちょっとかわったのねずみのはなし

レオ・レオニ (著)谷川 俊太郎 (翻訳) 好学社 https://amzn.to/2MFncmv ちょっと かわった のねずみの はなし と副題がついています。生きるために必要なこと、大事なことはなんでしょう。食べ物も、温かに身に纏う衣服も、暖をとる家も、必要です。寒い冬が…

サンタクロースって いるんでしょうか?

東 逸子 (イラスト)中村 妙子 (翻訳) 偕成社 https://amzn.to/2MFYQsM 物心がつきはじめたころ、こんな疑問がおこりませんでしたか?「サンタクロースって、ほんとにいるの?」世界中のこども達が、大人に問いかける半信半疑の疑問です。ところが、「そうで…

ジオジオのかんむり

岸田 衿子 (著)中谷 千代子 (イラスト)福音館書店 https://amzn.to/2ZMepod 年を取ってしまった動物の王様、ジオジオと 小鳥のお話です。 助け合うこと、支え合うことで 安心、平安がうまれるということを あらためて気づかされたお話です。 いい関係は、Hap…

たろうのおでかけ

村山 桂子 (著)堀内 誠一 (イラスト)福音館書店 https://amzn.to/2tc2t2P おでかけは、いつも楽しみです。 どんなことがまっているか、 楽しさで、ココロがウキウキ、わくわくです。 仲良しのお友達の誕生日を、お祝いに プレゼントを持って出かける時、 も…

おやすみなさいフランシス

ラッセル・ホーバン (著)ガース・ウイリアムズ (イラスト)まつおか きょうこ (翻訳) Amazon CAPTCHA 夜、なかなか眠りにつけません。 一人で眠るとき、ちょっぴり寂しく、心細いとき、 ありますか? いえ、ありましたか? こどものときのこどものきもち こど…

三びきのやぎのがらがらどん

マーシャ・ブラウン (イラスト) せた ていじ (訳)福音館書店 https://amzn.to/2SELD76 アスビョルンセンとモーの北欧民話 北欧の民話には、いろいろな妖精が登場します。 このお話の怖そうなトロルに やぎさんが、知恵や勇気で乗り切るお話は こども達には痛…

はなの すきな うし

マンロー・リーフ (著),ロバート・ローソン (イラスト)光吉 夏弥 (訳)岩波子供の本 https://amzn.to/2Q9iUpl すきなことを いつも、していれたら すきなことで いつも、過ごせたら、 しあわせですね、きっと。 心が、平安で満たされていることでしょう。 で…

ちいさいおうち

ばーじにあ・りー・ばーとん (著, イラスト), いしい ももこ (訳)岩波書店 Amazon CAPTCHA 佇んでいるものに宿る愛おしさは、 心のふるさにつながります。 自然の情景のなかに、 美しく溶け込み佇むものは、なおさらです。 でも、いつのまにか 人間が、その…

ファージョンの挿絵から想う

おばあさんになったら、こんなふうに・・・・といつも思っていました これからどうなっていくのか・・ 希望と危惧が混在していますが、 かつて子どもだった大人の祈りが、 きっと未来を創る子どもたちに届き、 はちきれるエネルギーを持つ子どもたちの力は …

絵本の森

絵本の森 絵の力は、想像の世界のガイドブックのような時があります。ヒントと考える糸口を用意してくれます。ページをめくる時は新しい世界の扉を開ける時。どんなお話が待っているのか実に楽しい瞬間です。 子どもにとって絵本とは何か

いたずらは楽しい

いたずらは楽しいこどもは、いたずらが大好き。いたずらを繰り返しながら、世の中の痛みやおもいやりを会得していくとおもいます。いたずらを見守る大人の我慢も大切です。いたずらは、機知に富んだユーモアの初穂。いたずらこころのある大人に育ってほしい…

はじめてということ

はじめてということ はじめて目にしたこと、耳にしたこと、口にしたもの、かおり、触れたもの、感じたことは、なんですか?原点にもどってまたはじめよう、と仕切りなおしをすることがあります。 こどもたちは、何もかにもはじめてだらけの世界にいます。 あ…

言葉の魅力   (言葉のシャワー)

言葉の魅力 (言葉のシャワー) 言葉の力には、想像力や感受性をさらに豊かにする魔法の鍵があります。言葉のシャワーをたっぷりと注いであげてください。少し難しくても大丈夫。命が吹き込まれている生きた美しい言葉なら。こどもは、乗り越えるにちょっぴ…

言葉の魅力 (擬声語や擬態語)

言葉の魅力 (擬声語や擬態語)日本語には、たくさんの擬態語、擬声語があります。 「ぽちゃん」「ガリガリ」「じゃあじゃあ」「ぎらぎら」「つんつん」「しんしん」・・・、あげたら、きりがありません。おまけに言葉が、新たに生み出されてもいます。 言葉…

昔話のリズム

↑ Mother Gooseの歌・ロンドン橋落ちるの絵 昔話のリズム昔話は、どのおはなしにも、心地よいリズムが流れています。リズムは、お話の世界に楽しく入っていくことができる一つの要素です。それぞれの民族が長い年月をかけて作り上げた朗読音楽のように。それ…

魂のみなもとへ  詩と哲学のデュオ

「魂のみなもとへ 詩と哲学のデュオ」 近代出版 詩 谷川俊太郎 文 長谷川宏 https://amzn.to/2F3z8dq 生きること、老いること、死ぬということについて日々心に留めて考えて過ごしていますか? しっかりと死を意識して はじめて生きることが輝き、自在に自由…