ehon-labo’s blog  本の小部屋にようこそ libro favorito

絵本の持つ言葉の力、絵の力は、 深く、広く、温かく、優しく、楽しく未来への希望へとつなげる 言葉の世界.。絵本は、広い未知なる宇宙です。

かもさんおとおり

https://amzn.to/3arML3r ロバート・マックロスキー:文&絵 渡辺茂男:訳 福音館書店 おまわりさんが素敵!! こんな親切な温かな心のおまわりさんがいる! ボストンという街、アメリカという国 いいなあと、 真っ先に思った絵本でした。この絵本を最初に手…

いたずらきかんしゃちゅうちゅう

https://amzn.to/3bwcvgu バージニア・リー・バートン:文&絵 村岡花子:訳 福音館書店 息子たちの大好きな一冊。 図書館に集まる絵本好きな子どもたちも 膝を乗り出して聞き入る絵本です。 機関車ちゅうちゅうの、 自由に好きなことへの気持ちが 共感する…

おちゃのじかんにきたとら

『おちゃのじかんにきたとら』 ジュディス・カー:文 晴海耕平:訳 童話館出版 「いったい だれかしら ぎゅうにゅうやさん ではないはずよ」 この言葉が、こどもたちにはお気に入りなのでしょうか? お茶にしようとした時に 玄関のベルがなって、 大きなとら…

ずーっとずっとだいすきだよ

https://amzn.to/2V4HglB 『ずーっとずっとだいすきだよ』にしまきかやこ:絵と文 こぐま社 いつも一緒 いつもだいーすきな ワンちゃんが、亡くなりました。 ペットロスを経験した方は その気持ちが、痛いほどわかるかと思います。 楽しかった日々。 一緒に…

ふたりはいつも

https://amzn.to/39JZspK 『ふたりはいつも』アーノルド・ロベール:作 三木卓:訳 文化出版局(ミセスこどもの本) アーノルド・ローベルの がまくんとかえるくんシリーズ。仲良しの二人の日常です。春、夏、秋、冬の季節の一コマが 描かれています。 がま…

だいじなとどけもの

https://amzn.to/34tYcWT 『だいじなとどけもの』 E・H・ミナリック:文 モーリス・センダック:絵 松岡亨子:訳 福音館書店 『だいじなとどけもの』は 『はじめてよむどうわ』におさめられている四話の中の一つです。 E・ H・ミナリックの文と モーリス・セ…

かえってきたおとうさん

https://amzn.to/2V2sUlG 『かえってきたおとうさん』 モーリス・センダック:文と絵 松岡亨子:訳 福音館書店 『かえってきたおとうさん』は、 『はじめてよむどうわ』におさめられている四話の中の第二話です。 E・ H・ミナリックの文と モーリス・センダ…

こぐまのくまくん

https://amzn.to/2wiSGtu 『こぐまのくまくん』 E・H・ミナリック:文 モーリス・センダック:絵 松岡亨子:訳 福音館書店 「こぐまのくまくん 」は 『はじめてよむどうわ』におさめられている四話の中の一つです。 E・ H・ミナリックの文と モーリス・セン…

わたしのワンピース

https://amzn.to/2xNVH5s 『わたしのワンピース』にしまきかやこ:絵と文 こぐま社 今、アート的な発想でワンピースやスカートを デザインし、ミシンをかけて発表している友人がいます。 わたしのワンピースの絵本が大好きだったと 話してくれました。 もの…

だってだってのおばあちゃん

https://amzn.to/3dw0QPY 『だってだってのおばあちゃん』佐野洋子:文・絵フレーベル館 つい、口から出る時がありますね 「だって」 「だって、だって」 「だって、だって、だって・・・」98歳で、99歳のお誕生日を迎えるおばあさん もう、98歳だから…

ひとりぼっち

https://amzn.to/3ds7O8N 『ひとりぼっち』 レイフ・クリスチャンソン:文 たもんじまさあき:訳 ほりかわりまこ:絵 岩崎書店 スウェーデンで生まれた本です。 ひとりぼっち この感情は、誰でも心に生まれる感情です。 小さな子どもから、歳を取った人まで…

森の絵本

https://amzn.to/2WJ2FmF 『森の絵本』 長田弘:文 荒井良二:絵 講談社 森は、深い思索の場 詩人や文学者が、散歩する姿が浮かぶ。 深い森に入り込むと、迷う時がある。 木が一つ。 木が二つで、林。 木が三つで、森。 木が増えるたびに 知恵や、詩の言葉や…

しろいうさぎとくろいうさぎ

https://amzn.to/2xrcZFy 『しろいうさぎとくろいうさぎ』 ガース・ウイリアムズ:文と絵 松岡亨子:訳 絵の優しさとお話の内容から 結婚のお祝いによく選んだ一冊です。 ガース・ウイリアムズの絵は ウサギの表情から、周りの背景の構成から 優しい眼差しで…

はんなちゃんとへんちくりん

https://amzn.to/38WJc4j はんなばあば:絵 はんなぱぱ:文 セブン&アイ出版 ******(以下、引用です)********** 心が揺さぶられる絵本です。 辛くてしんどい出来事も こどもにきちんと納得してもらうことで 自分のなかの大切な体験となり…

すばらしい季節

https://amzn.to/3b5JHuo ターシャ〜・チューダー:作(文と絵) 末盛千枝子:訳 すえもりブックス 関連している絵本。こちらもおすすめです。 輝きの季節ターシャ・テューダーと子どもたちの一年 発売日: 1999/11/02 メディア: 単行本 ターシャ〜・チューダ…

ふたりはともだち

https://amzn.to/33sRJuT アーノルド・ローベル:作 三木卓:訳 文化出版局ミセスこどもの本 仲のいいがまくんとかえるくんの 暮らしを見ていると 仲がいいということが 楽しく素敵で大切なことだと ほんわりしみじみ伝わってきます。 絵と色彩もその効果が…

おにたのぼうし

https://amzn.to/3cDOViy あまんきみこ:文 いわさきちひろ:絵 ポプラ社 鬼は、邪悪なものとして語られてきました。昔話でも、鬼退治。 対峙する対象としての存在です。 「泣いた赤鬼」という物語があります。 人間とお友達になりたい友人のために、 自分が…

時空を超えて、本は宇宙

ファージョン作品集:エドワード・アーディゾーニ挿絵 時空を超えて 本は、宇宙、 限りなく未知の世界がそこに存在している。 計り知れない、未曾有の世界があり 現存する本は、 その深遠なる世界のほんの一部しかまだ表していないのかもしれない。 が、私に…

マローンおばさん

『マローンおばさん』 エレノア・ファージョン:文 エドワード・アンティゾーニ:絵 阿部 公子 茨木 啓子 :訳 こぐま社 次々に訪れる動物たちに 乏しいながら持ってるものを与え 温かな火のそばで優しく介抱するマローンおばさん その暮らし その生き方に …

ちいさなあなたへ

https://amzn.to/3citDqQ 『ちいさなあなたへ』 アリソン・マギー:文 ピーター・レイノルズ:絵 なかがわ ちひろ:訳 子どもを産み その子の成長を見守りながら いつか年老いていく。 子どもだった頃、 娘時代、 結婚して母になり、 スクスク育つ姿を見なが…

せんそうはしない

https://amzn.to/32BZpdE 『せんそうはしない』 谷川俊太郎:文 江頭路子 戦争はしないのは 地球上に住む生命体のなかで 人間だけが戦争をする。 大人になると、戦争をする発想が生まれる なぜ、戦争になるのか? 平和を望みながら 戦争という手段で、平和が…

https://amzn.to/2PuRCt7 ルース・クラウス :文 マーク・サイモンと:作 きじま はじめ:訳 福音館書店 雪降る寒い冬も 節分を終え、立春を迎えると 春の兆しを垣間見始めます。 雪の森で冬眠をしていた動物たちも 目覚め始める時。 自然界の営みのダイナミ…

光る砂漠

https://amzn.to/2T5KJ3i 『光る砂漠』矢沢宰:文 童心社 21歳で夭折した生命の詩人・矢沢宰(やざわおさむ)の詩集。 短い言葉に宿る言霊は、透明で柔らかな心を映し出している。 生命。 生と死の狭間で生きる若き人に映る日常の断片は 限りなくそれゆえ…

魂に触れる八木重吉の詩

https://amzn.to/39VEKUv 澤村修治:作 よこてけいこ:絵 理論社 こころが哀しくなったとき、八木重吉の詩を読む。 こころが疲れたとき、八木重吉の詩を読む。 こころが寒くなったとき、八木重吉の詩が読みたくなる。 こころが空っぽになったとき、八木重吉…

詩人・まどみちおの「臨終」が伝える魂の行き先

https://amzn.to/2SOXTlu 『とおいところ』 まどみちお:作&絵 新潮社 詩人・まどみちおの詩に魂の言葉と出会う。 詩は、沈黙の生者と死者の交わりと語り合い。 亡くなった人と話すことができなくなった寂しさと悲しみ。寂寞とした想い。 詩は、その時、死…

たべる たべる たべること

https://amzn.to/2uTJmvl くすのきしげのり:作 小渕もも:絵 おむすび舎 たべることが、 いろいろなことにつながっていることに気づきます。 作者・くすのきしげのりさんは あとがきに、下記のように記しています。 ******** いのちを育む、祝う、…

きみが、そうしてくれることを、宇宙がねがっている

https://amzn.to/2uLdatY まど・みちお 文 ささめやゆき 絵 講談社 本を開くと、巻頭に次のようなお知らせ文が書かれています * これは、童謡「ぞうさん」で 知られる詩人まど・みちおさんから、 ふるさとの小学校のこどもたちに 送られて手紙です。 1994年…

遥か遠くを見つめる「旅人」と「詩人」の存在

「旅人と詩人の雑誌」ー八月の水ー BOOKLORE :http://booklorebooks.net/ 八月の水編集室 :http://kayuhiko.exblog.jp/ 大阪の出版社BOOKLORE(ブックロア)から、刊行されています。 創刊号は、2012年8月1日。 編集者の西尾勝彦さんの編集後記に次のよ…

常識と非常識

常識と言う言葉に縛られている「時」、「こと」を感じることがあります。 社会の中で、つつがなく暮らす時に 常識は、必要なこと。 でも、時々 窮屈に感じたり 反発してみたくなったり 我慢してみたり そんな気持ちも生まれる時が、あります。 非常識は、 い…

はじめてのおつかい

https://amzn.to/3arCyVJ 作:筒井頼子 絵:林明子 福音館書店 はじめておつかいをしたみいちゃん。 表紙の絵のみいちゃんの笑顔ができた喜びでいっぱい!! 筒井頼子さんの優しい言葉の使い方。林明子さんの絵の細部にわたる描写力。この二つが子供のはじめ…